Episode No.3309(20090404)
悲しい花束

うちの事務所の前は片道2斜線のわりと広い道路。
駅に向かう道路なので交通量も増えてきて、
おまけに一直線なのでスピードを出す車も多い。

ここで3度目の交通事故を目撃してしまった。

思い返せば…
1度目は無理にUターンした車に
バイクが突っ込んだ直後で、
その日の夜、
同じ場所を通りかかったら
ガードレールに花が添えられていた。

2度目は事務所から出た瞬間…
急ブレーキを踏んでスーパーに入ろうとした車に
後続のバイクが突っ込んだ

確か2度とも車を運転していたのは主婦だった。

そして3度目も同じくバイクの事故。

見た目は原付に見えたが、
ものすごいスピードが出ていたから、
ひょっとすると90ccだったかもしれない。

対向車線から右折をしようとした軽ワゴン車に
正面からモロに突っ込んでしまった。

当然、バイクは大破。
軽ワゴンもフロンガラスが砕け散って
ボコボコの状態。

トラックの運転手は車を脇に止めて、
あわててバイクの運転手に駆け寄るが、
歩道に倒れ込んだ運転手はピクリとも動く様子はない。

危うく信号待ちをしていた歩行者も
巻き込まれかねない位置だったが、
すくざまその歩行者たちもけが人を取り囲んだ。

こちらもちょうど原付にまたがって、
そんな状況を目の当たりにしたわけだが…。
さすがに身震いするような感じがした。

次に通った時に
ガードレールに花束がなければいいのだが…。


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