アメリカの大学の調査期間が、
広島・長崎への原爆投下は正しかったか否か
…というアンケート調査を行ったらしい。
結果、約60%が正しかった、と答え
20%くらいは不適切だったと答えた。
これを年代別に見てみると…
年代が上がっていくにつれ「正しかった」
…と答え、
年代が下がっていくにつれ「間違いだった」
…と答える傾向にあるそうだ。
つまり…
実際に戦争を経験した人たちにとっては、
何万人の人が死のうが、
何が何でも正しい行いだった
…と信じたいのだろう。
以前、ドキュメンタリーで見た
B29に乗っていた兵士の言葉を思い出す。
あれを正しかったと思えなければ、
戦争で死んでいった友に申し訳が立たない。
…行いや事実そのものより、
過去の行いをどう考えたいのか、ってことなんだよ。
価値観っていうのは、
どう思うかではなく、どう思いたいか
…っていう、希望に近い、な。
さらに時が経てば…
アメリカでも原爆投下の是非は、
やがて逆転するだろうけど、ね。