Episode No.3055(20080612)
逆境という喜劇

ふと見たTV番組や
ふと手にした雑誌の記事のテーマが
・・・同じに思えることがある。

無論、別々の人たちが
別々の時に作ったもので・・・
そりゃあ「今ウケるもの」を意識して
送り出してはいるんだろうけれど・・・。

喜劇王チャップリンは、こう言ったという。

「人生は、クローズアップで見れば悲劇だが、
 ロングショットで見れば喜劇だ」

金田一耕助の生みの親、
横溝正史は戦前、結核になって・・・
死を意識しながら小説を書いた。

ようやく病を降伏したかと思えば戦争。
そして田舎へ疎開。

そうした逆境の中で、
日本に古来からある民族性に根ざした
独特の探偵小説を生み出した。

逆境は「終わり」ではなく「助走」だった。

そういうメッセージを・・・
ふと目にしたものから
次々と感じとれるというのは
・・・自分への励ましに思えるんだよ。

ヤケになることが・・・負けを決定づける。