ふと見たTV番組や ふと手にした雑誌の記事のテーマが ・・・同じに思えることがある。
無論、別々の人たちが 別々の時に作ったもので・・・ そりゃあ「今ウケるもの」を意識して 送り出してはいるんだろうけれど・・・。
喜劇王チャップリンは、こう言ったという。
「人生は、クローズアップで見れば悲劇だが、 ロングショットで見れば喜劇だ」
金田一耕助の生みの親、 横溝正史は戦前、結核になって・・・ 死を意識しながら小説を書いた。
ようやく病を降伏したかと思えば戦争。 そして田舎へ疎開。
そうした逆境の中で、 日本に古来からある民族性に根ざした 独特の探偵小説を生み出した。
逆境は「終わり」ではなく「助走」だった。
そういうメッセージを・・・ ふと目にしたものから 次々と感じとれるというのは ・・・自分への励ましに思えるんだよ。
ヤケになることが・・・負けを決定づける。