先週の土曜日・・・
Yahoo!のメールアドレスに
「YAHOO!JAPAN より重要なお知らせ」
・・・というメールが届いた。
内容は以下の通り・・・。
いつもyahoo!オークションをご利用いただきありがとうございます。
今後もYahoo!オークションを継続してご利用いただくためには、Yahoo! JAPAN ID ユーザーアカウント継続手続きが必要です。
詳しくはユーザーアカウント継続手続きページをご覧ください。
・・・体裁は確かにYahoo!からのメールにそっくりだし、
指定されたページを開いてもYahoo!のサイトにそっくり。
・・・しかし、URLがYahoo!ではない。
明らかにクレジットカードの番号を盗みだそうという・・・詐欺だ。
うちでは個人のオークションサイトとは別に
法人のオークションサイトも持っているので、
早速、Yahoo!にメールで注意をうがしてみたが
・・・土日は休みだから返事なし。
つまり・・・土日を狙ってこの詐欺メールは配信されている。
かつてもネット詐欺まがいのハガキが届いた時、
サイバー警察に情報提供したので、
今回も早速通報・・・。
ここも基本的に土日は相談窓口は休みだが、
警視庁なので電話はつながった。
結論からいえば・・・
警察では具体的な被害が出るまで事実上、動けない。
事件の処理に追われて
犯罪の予防にまで手がまわらない
・・・というところか。
逆にいえば、たとえ数千円、数万円の詐欺であっても、
東京から北海道、沖縄に
わざわざ出張して事情聴取することもある
・・・と担当者はやや愚痴半分で言っていた。
Yahoo!にもさんざん注意は促している
・・・と、これもかなり愚痴めいた話。
ネットを介した広域犯罪では、
被害者が住んでいる地域の警察が対応するのか、
それともサイバー警察が対応するのか
・・・その点も実際はかなり不明瞭なうえ、
地元の警察では、
ネット犯罪に精通する担当者がいない
・・・という事情もある。
何はともあれ・・・
自分の身は自分で守るしか方法はないようだ。
すでに詐欺メールが指定したサイトはクローズされている。
いったい何人が、うっかりカード情報を
漏らしてしまったんだろう・・・。
当然、多額の請求書が来る
・・・なんてことにならないよう充分気をつけないと、ね。