Episode No.1488(20030531)
最終通告???

昨日、半年ぶりにメルマガを発信した。
このままだと廃刊にしますよ・・・
というメールに尻をたたかれて。

メルマガの内容は、もうほんど
スペシャル・バージョンになってしまっていて
メルマガの読者の方々には
まったくもって申し訳ない。伏してお詫び申し上げます。

昨日、発信したメルマガの内容は・・・
ネット詐欺について。

実は、つい先日、心当たりのない
「最終通告」というタイトルのメールが来た。

「弊社は各サイトの
 インターネットコンテンツ事業者様より
 利用料金等の回収を委託されているものです」

・・・で結局、アンタが利用した
アダルトサイトの料金を振り込め・・・というもの。

金額は、37,525円。

普段、熱心にアダルトサイトを覗いていたら
あわてて支払ってしまうかも知れない。
相手の狙いは・・・そこだ。

私としては、いつものように
これは! ネタになる・・・と思って
即、警察に電話

どこにかけていいかわからなくて
110番にかけたら
地元の警察に相談してくれと言われて
番号を教えてくれた。

地元の警察の詐欺課のおじさんは
何だかメールすらやっていないような感じの人。

「心当たりがなければ
 放っておくしてかなですね」
・・・と、つれない。

そこで今度は
警視庁のホームページに掲載されていた
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターに電話してみる。

さすがにネット詐欺に詳しそうな
比較的、若い人が対応してくれた。

「ご本人の本名はメールに書かれていないですよね。
 それは典型的な無差別メール詐欺です」

「入金しなかったら、自宅や会社に来る
 ・・・なんて書かれてるけど」

「同様の詐欺で、実際に回収に来た事例は
 一件もありませんから、ご安心を」

・・・ということで
結局は放っておくしかないようだけど
先方の銀行口座番号まで書かれていたので
一応、警察に内容をFaxすることになった。

警視庁ホームページの「インターネット事件簿」を見ると
たとえ未遂でも逮捕されている例はあるみたい。

自分が逮捕される側にまわってしまっては
もちろんマズイけど・・・
たとえ相手が悪いとしても、
ひっかかってつまらない思いや
時間も無駄をするのは自分だからね。

お互い充分に注意しましょう。


参考資料:警視庁 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/