Episode No.2900(20071206):
苦労すれば変わる
所用があって、
税務署と社会保険事務所に行く。
最近ちょっと・・・
役人の対応が変わったような気がする。
ようするに・・・優しくなった。
あれだけいろいろバッシングされてるから、
サービス業として襟を正してる
・・・というところか。
本来、行政なんてのは
・・・サービス業だから、ね。
それが上から見下ろしたような
偉そうな態度になったのは、
日本の税制の根本的な考え方が、
やっぱり「年貢」だからじゃないのか。
自分たちが安全な暮らしを
サポートしてやってる・・・
そういう大名的な発想が
少なからず強かったと思う。
しかし、民主主義の世の中では、
みんなのサポートをする代わりに
食わせてもらってるというのが
・・・正しい考え方。
そういえば・・・
予算を削られている役所では、
例えば玄関マットに広告を入れたり、
広告入りの封筒を使うことによって
経費削減をしているところも見かける。
ひと昔前なら・・・
公平な立場であることが必要な役所が
特定企業の宣伝などできない
・・・と威張っていたところだが。
今年、民営化された郵便局も、
年賀状は贈り物だ・・・なんて言って、
今さかんに年賀状のCMを打っている。
確かに、そう言われればそうかな
・・・なんて思って出す人が増えるかも、ね。
きっと今までは・・・
Eメールや何かのせいで枚数が減った、と
言い訳ばかりしていたんじゃないかな?
理由があれば業績が悪くても
給料はもらえる・・・なんて、
・・・とても異常な世界だと思う。
時代が変わると理屈も変わるんだな。