Episode No.2866(20071027):
ジェットコースターの影
昨日紹介したNHKスペシャルの中で
・・・なるほど、と思える例え話があった。
それは二次元と三次元の話。
二次元は、タテとヨコ。
三次元は、タテ、ヨコに加えて高さがある。
・・・それくらいは誰でも知っていること。
しかし・・・それによって、
何がわかって、何がわからないのか。
・・・その本質的な違いを
きわめてわかりやすい例にしたのが
・・・ジェットコースターの影、だ。
まるで知恵の輪のように
入り組んだレールの上を走るコースター。
そのレールが一本の輪で、
どこからどこにつなかっているのかは、
・・・ひと目でわかる。
これが三次元において、わかること。
一方・・・
地面にうつるジェットコースターの影だけを見ると、
いくつものレールが交差して、
どこがどこにつながっているのか、いないのか、
はたしてそれが一本の輪なのか、どうか
・・・よくわからない。
こんがらがった問題を解こうとする場合・・・
単純化することは不可欠だが、
三次元のものを強引に二次元化しようとしても
・・・問題は複雑になるばかり。
絵で説明すれば一目瞭然のことを
文章で説明しようとすると
長くなってしまうのと同じだ、ね。
昨日も今日も文章が長くなってしまったけど・・・ね。
参考「100年の難問は何故解けたか」NHKスペシャル