Episode No.2757(20070622)
業界事情

最近、新しい仕事がはじまって、
新しい分野の方々と話す機会が増えた。

いかなる業界の仕事も
間接的には普段の自分の生活に
関係しているわけだが・・・
よほどのことがない限り、
当たり前のこととして見過ごしている。

あらためて聞いてみると、
特異な事情がいろいろあるようだ。

特異な事情の具体例を出したいところだけど、
ここで一般向けに書くと、
いろいろ弊害があることも少なくないし、
裏付けがとれていないので
無責任には書けないけれど・・・

ようするに何かの事情というのは、
エンドユーザーのことを考えての事情ではなく、
誰かの利益を一番に考えての
不自然な事情・・・というわけだ。

国が抱えている問題の多くも、
きっとそういうことだろうし・・・
そんなことはむしろ民間では
当たり前のように行われている
・・・ということだ、ね。

あまり疑心暗鬼になってもいけないけれど、
・・・こんな話も聞いた。

医薬分業は何故そうなったのか?

13世紀のヨーロッパで
疑心暗鬼な王様がいて、
かかりつけの医者に毒殺されることを恐れ、
薬を別の人間に作らせた・・・のが、はじまり。

合理性とか確実さと言えば聞こえはいいが、
実際には疑心暗鬼な気持ちが
新しい仕事を作っているのかもしれない。