Episode No.1830(20040705)： マインド・トリッパー ほぼ、20年ぶりくらいで 仲の良かった女友達に会う。 中学校時代の同級生だ。 私の場合・・・ “彼女”と呼べるような相手は 皆無に等しかったが、 “仲良し”の女友達は 中学、高校と・・・何人かいた。 まったく女性のというのは、 10年、20年前のことも まるで昨日あったことのように言う。 「この間、そう言ってたじゃん」 「この間っていつ? 　・・・そりゃ、10年前だろ?」 「そうだっけ?」 最もこういう会話は 相手が女性に限らなくても 昔仲が良かった相手とは よくあることだけど、ね。 会わないでいた間の 10年、20年・・・ お互いにいろんなことがあったはずなのに 話しをしていると そこんところが全部ブッ飛んじゃって いきなり十代の頃の会話と 変わらなくなつてしまう。 ことに女性は この傾向が強いんじゃないかな? 何せ、いつまでたっても 自分のことを「女の子」なんて 呼ぶし、さ。 それは・・・ ある意味、幸せなことかもな。 今がどんな状況であれ 行きたい時代に トリップしちゃうんだから、ね。 トリップしたまま・・・ 現実にも戻って来られなくなると ・・・問題だけど、ね。 また、子供の前に立つと パッと“お母さん”になってしまうのが 女性の強さかもな。