Episode No.1559(20030823)
交通事故が減らない理由

この間、免許の書き換えに行ってきた話はしたよね。

新しい免許を手にするのは、何とも心躍る。
・・・にしても、
免許の書き換えは何かと面倒。

最も今回、私の場合には
自動車学校で用意してくれた書類に
証紙をつけて提出するだけだから
大した手間はないし、
試験もないのは気が楽だけれど・・・
とにかく、待たされるのは厄介だ。

私が最寄りの運転免許試験場に行ったのは、
学生さんたちが夏休みに入った直後のことだから
とくに混んでいたのかもしれない。

原付免許申請の窓口をはじめ、
どの窓口も目を覆いたくなるような長蛇の列。

窓口での手続きを
できるだけ早く済ませるために、
「証紙は買ってから並んでください」
「免許を持っている人は出しておいてください」
などと・・・
ひっきりなしにアナウンスされている。

・・・にもかかわらず。

窓口が近づくと
そこへ来てモメている奴の多いこと!

鞄の中に入れた免許を
ガサゴソ取り出し始める奴なんてのは
まだいい方で・・・
やれ、証紙をまだ買ってないだの
証紙の金額が違うだの、
免許と住民票の住所が違うままだの・・・

後ろに並んでいる私に言わせれば、
「こんなこともできない奴に
 免許なんてやるな! この場で失格にしろ!!」
と叫んでやりたいところだ。
ここは自動車学校じゃなくて、
免許を交付してもらうところなんだらね。

だって、そうでしょ?
さんざん言われてることすらできない奴、
あるいは言われてることに対する
理解能力のない奴に・・・
道路標識信号が守れると思う?

うっかり・・・でも
人にぶつけたら迷惑だけじゃ済まないよ。

こういう輩を相手に
根気よく、懇切丁寧に説明を繰り返す係員は
見上げたものだ・・・と言いたいところだが、
ここまでして
誰にでも運転免許をとらせようとする陰には
国民背番号制への国家的陰謀があるんじゃないか?
・・・なんて思ってしまう。

免許の書き換えや更新になら
どんな偉い人だろうが、チンピラだろうが、
絶対に本人がやって来て
黙って顔写真を撮らせるんだから、ね。


参考資料:試験場がうちからそれほど遠くないのが、まだ救い