Episode No.1403(20030221)
暇だから何もできない

毎日何百メートルも泳いでる
・・・なんて話をすると
私の実生活を知らない人は
「ずいぶん暇なんだなぁ」
・・・と思うだろうけれど、
一緒に仕事をしている仲間からは
「よく、そういう時間がとれるね」
・・・と感心されつつも、あきれ顔をされる。

平日毎日スポーツクラブへ通う
・・・とは言っても
プールにいる時間は30分以内。
何せ平泳ぎしかできないから
25mのプールを行ったり来たり・・・
10往復=500mで、15分くらい、
20往復=1kmだと、25分くらいかかる。
その後、サウナに十数分入って、
シャワーを浴びたりしても
スポーツクラブにいる時間は、
せいぜい1時間くらいのものだ。

つまり、1日のうちの1時間を
運動する時間にまわしただけのことだ。

その1時間を捻出するために
ダラダラTVの前にいるようなことはしないし、
今までよりもっと仕事のスピードをアップした。

本気でやりたいことがあれば
そのほかのことに対する
集中力は確実にアップできる。

なまじ時間に余裕があると思ってやっていると
本当は1時間でてきることも、
2〜3時間はかかってしまうから、ね。

目的を持って走っていればダッシュもきくが
ただ何となく走っているじゃ疲れるだけだ。

無論、人それぞれだとは思うけど・・・
そんなわけて私は
忙しい時の方が調子がいい。

「ゲームの90%は精神的なもの。
 集中力があったからこそ、
 この成績が残せたんです」
・・・クリス・エバート(女子プロテニスプレーヤー)


参考資料:「20世紀を感動させた言葉」ペギー・アンダーソン=編 ディスカヴァー21=訳/刊