Episode No.1188(20020615)：へい、ガッテンだ! 頼まれたことが、相手の期待通りにできなかった時、 後になって「頼み方が悪い」なんて言うのは論外だけど・・・。 頼み方、頼まれ方によって・・・ 相手と自分との信頼関係がわかることがある。 仕事に対する慣れの問題はあるだろうけれど・・・ 頼む時にも、頼まれる時にも 1から10まで、やり方を指示しなければならない時は 頼む方が相手のやり方について充分信頼はしていない証拠。 そんな場合でも・・・ 頼まれたこと以上に、12くらいのことをすると 次ぎに頼まれる時には10言っていた内容が少なくとも8になる。 そんな状態を繰り返すことで 頼む側の負担や不安が消え・・・ 信頼関係が結ばれる。 でも、たいていの場合・・・ 1から10まで言わなきゃならない相手は 良くて8、普通は5か6しかやってくれない。 だから次ぎに頼む必要がある時には・・・ 10やってほしいと思ったら、 最低でも15くらい細かく段取りを説明する必要がある。 少ない説明で済む相手の方が 頼む方は楽に決まってる。 そもそも、人にモノを頼むのは 自分に出来ないことをやってもらうためであり、 忙しい人が少しでも楽をするためだ。 その期待に応えられない人は・・・ なかなか信用してもらえないし ましてや高い金を払って動いてもらおうとは誰も思わない。 こんなに口数の多い私でも・・・ 信頼できる相手に対して、モノを頼む時の言葉は少ない。 「これ、なんとかして」 このひと言。 どうすればいいかが、わかる人に頼む時に限るけど、ね。 クドクド説明しなきゃなんないくらいなら・・・ 自分でやった方がマシ。 そう感じる人も少なくないでしょ?! さて、あたなに売ることができるのは 信用と技術か・・・それとも時間だけか?