Episode No.1136(20020416):無責任者の言い分

ある仕事が、ある事情により
実行直前に止まってしまったまま動かない。

急ピッチで準備を進めてきた私としては・・・
何だか肩すかしをくらったようだ。
・・・まぁ、仕事ではよくあることだけど。

簡単に説明すると・・・
そのプロジェクトについて
最終的に動くべき部署が・・・
「聞いてない」「急に言われてもできない」
と、言い出したのだ。

確かに内部の根回しが
少しばかり足りなかったのかも知れない。
しかし・・・
同じような作業は、今も行われている。
それについてでさえ、現場の担当者は
「知らない」と言い張っているようだ。

細かい話をここでしても仕方ないのだが・・・

この手の話があると、まずムッと来るのが
「聞いてない」「できない」というセリフ。

「聞いてない」って言ったって・・・
今、聞いてるじゃないか、と言いたいし
「できない」と言うなら・・・
できる人間に担当を変われ、と言いたい。

どんな仕事でも・・・「できない」は御法度
何故なら・・・
できるようにするには、どうすればいいか
それを考えて実行するのが仕事だから。

中には無茶な注文だってある。
でも、そんな時でさえ・・・
せめて「こうしないと、できない」と答えるべき。

できない人間に・・・仕事はない。

どうせ無理してやっても
給料が上がるわけじゃないし・・・
そういう根性でサラリーマンが続けられる時代じゃない。
やらないと給料ウンヌンじゃなくて・・・
職がなくなっちゃうんだよ。

私自身、社内外を問わず
大勢のスタッフに仕事を依頼するが・・・
頼む時の締めのセリフは決まっている。

「・・・で、いつ、できる?」


参考資料:某社事情