20020519
でじたけ流 教育論

第98回 歩してせる


上棟式の時・・・
大工さんたちと、こんな話が出た。

「子供は向かしも今も変わらない。
 いけないのは、親や先生たちだ」

その大工さんは、時折、学校の課外授業で
子供たちに大工道具の使い方を指導しているらしい。

以前、トップページに・・・
管理する側、される側という話を書いたけど
臭いモノにフタ・・・という体制が
確実に"これから世の中を作る人たち"をダメにしていると思う。

教育も管理システムも・・・
本当は、そんな理屈はどうということはない。

結局は・・・
できる上司の下にいる部下はできる者になるし、
できる親の下にいる子供ができるようになるだけのこと。

できる、できない・・・というのも
何だか漠然とした言い方だけれど・・・
人との付き合い方から、道具の使い方まで
最初からできる人はいないわけだから
できる人を見て覚えるしかない。

見て覚える・・・というのが重要なこと。
それができなきゃ・・・
学校で教わったこと以外、
何もできない人間になってしまう。

学校が教育のすべてではない。
そういう場所もある・・・程度の話だ。

子供が悪いことをすると・・・
付き合ってる友達が悪いと思いたがる親がいる。

そういう理屈でいけば
付き合ってる親がたいしたことなければ
子供だって、たいした者にはなりっこない。

子供にシッカリしてほしければ
親がシッカリするしかないんだ。

子供が将来シッカリ生きていけるように
世間に通用する人間になってほしかったら・・・
今の自分が本当に世間に通用しているかどうか
考えてみるべきじゃないかな。

マトモに人付き合いができているか、
会社の常識の中だけで生きていないか、
自分との約束をちゃんと守っているか・・・!

できない人の意見など
誰も取り合ってくれないし・・・
第一、腹に答えのない人間じゃあ
素朴な質問にだって答えられるはずはない。

そりゃあ、大人だって迷っているよ。
だけど・・・
同じことに迷いっぱなしじゃ、進歩がない。

どうやって進歩していくかを教えたければ
まず、自分が進歩してみせないと、ね。

自分ができないからって・・・
先生や学校を頼りにしたって
子供が真似をするのは
そうやって誰かを頼りにする姿だけだよ。

増・築・日・記 06   前回はこちら

想い出をつくる場所

プール並みの防水幸治が、また割高・・・!先日、足場をよじ登って、初めて屋上に立ってみた。

なかなか、いい眺めだ。うちはわりと高台にあって、正面にさえぎるものがないもない。向こうに見えるのは長男が通う小学校。
ここから小学校の屋上までは一直線につながるから、ロープ貼ってゴンドラでもつるしたら通うのが楽だろう。別に、そんな危険なことしなくても楽だろうけど。

去年から、近所にできた温泉が夏は花火を打ち上げていて、結構近くに見える。ここから見たら、ますますよく見えるな。
隣の実家にある桜の木が真横に見えるから・・・来年の春は、ここで花見もできる。

家族や知人たちと想い出を作れる場所が、着々と出来上がってくる。
そして・・・上棟式後の2回目の支払いもあって、借りた金は着々となくなってきた。


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