この連休は、
ちょっとノルマを抱えていたので
遠出はできなかったが…
連休初日には、
「娘が二十歳になったら
洒落たバーに連れて行きたい」
…と言ってくれていた亡き盟友の墓参りに、
今年成人式を迎えた娘と
就活中の長男を連れて出かけた。
ほとんどひと気のない巨大霊園で、
長男のペーパードライバー講習をすると、
兄が運転する車の後部座席で妹も緊張気味。
帰りには２人とも寝てしまって、
成人したというのに、
こういう姿は幼稚園の頃と
まったくもって変わらない。
さて、翌日からの休みの間も
娘は早朝からバイトに出かけているが、
帰りに友達の家に泊まってもいいか？
…と伺いを立ててきた。
宿泊先の住所、連絡先などを尋ねると、
「お兄ちゃんには聞かないのに」
…と不満をもらす。
そんなことは当たり前で、
いちいち理不尽に腹を立ててたら
社会人にはなれないぞ、と一喝。
女なんだから仕方ない
…というのは
決して不平等なことではなく、
男にも男なんだから
…と強いられることはたくさんある。
同じ自由、同じ不自由があることが
平等…ということではない。
みな、それぞれに不自由を抱えている
…ということを理解できるのが大人だ。
成人した
…ということは、
大人になった
…ということではなく、
子供ではいられなくなった
…ということ。
そして…
子供の頃の夢を実現したければ、
大人をクリアしなければならない。
やっぱり…人生、日々更新。
