20011028
でじたけ流 教育論第72回 しいうちに張れ

昨日、10月27日は長男の誕生日。
小学2年の長男は、8歳になった。

そして今日、28日で・・・
正月からはじめた剣道の朝稽古は、ちょうど300日目を迎えた。

剣道四段のおばあちゃんからは
誕生祝いとあわせて新しい竹刀を買ってもらうと喜んでいる。

祝三百日私からは、3枚目の賞状を進呈する。

100日おきに出している、この賞状をゲットするルールはいたってシンプル。
何があっても必ず毎日やる。
1日でもサボったら、そこでリセット。

だから、長男は雨や雪の日にはカッパを着て
旅行先には小さな竹刀を持って行き、稽古を続けた。

当初、毎朝30回だった素振りは、今や毎朝300回となった。

言い訳せずに続けていけば必ず力はつくし、自信もつく。
長男は、そのことを実感しているだろう。

また、そんな自信があるから・・・
大勢の友達の中でも決して引っ込み思案にはならないし
妹弟の前では「長男」として胸を張れる。

偶然、同年代の友達が身近にいた。
たまたま一番先に生まれた・・・ということだけでは
淋しさをまぎらわすことはできても
その立場に必要な力は、自然につくものではない。

つい先日もトップページに書いたけど・・・
やっぱり、頑張る時はひとり。
ひとりで頑張れない者に自信などつくはずがない。

長男の朝稽古の師匠は、おばあちゃんだが・・・
おばあちゃんもひいばあちゃんの看護で留守をすることは少なくない。
そんな時にも長男はひとりで稽古を続けた。

かくいう私も・・・
長男にこういうルールを課するからには
ホームページの毎日更新を決して休むワケにはいかない。

「ついに300日だよ」と言う長男に
「俺なんか1,000日越えてんだぜ」と言い返すのは楽しい。

それが仕事ではなくても・・・
追われてからやるんじゃ、つまらないからね。

楽しみであるうちに、力や自信をつけられたら一石二鳥、
しかも効果は抜群だ。

小学2年というと・・・
ちょうど九九を習う頃だけど
最近は学校の教材より工夫されたモノがたくさん出ていてる。

うちでもカミさんと子供用のパソコンで
ゲーム感覚の算数や英語のソフトが活躍しているんだけど・・・

実際、一番役に立っているのは複雑なモノではなく
九九を歌にした音楽CD。

車の中などで聞いていたおかげで、長男はすっかり覚えた。
4歳の長女も意味はわからないものの・・・暗記はしてしまいそうだ。

私は小学2年の時・・・
八の段が覚えられなくて、放課後残されたイヤな思い出がある。
おかげで、すっかり算数嫌いに・・・!

楽しいうちに頑張っておかないと・・・何でもつらく感じちゃうよ、ね。

でじたけ流 教育論

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