20121209

第644回

先週の「姉おとうと」に続いて、
今週は「兄おとうと」について書こう。

大学１年の長男と中学１年の次男は結構仲がいい。

家でゲームをしたり、
時間があれば自転車で何処かへでかけたり…。

ほぼ勉強が趣味といっていい長男は、
次男の勉強も見ているようで、
またその兄の指示を親の指示よりも次男はよく聞く。

さて、この夏くらいから
長男が都内で独り暮らしをはじめると、
この次はいつお兄ちゃんが帰ってくるのか、
次男が心待ちにしている様子がうかがえる。

長男から見ると次男は、こと勉強について
「自分より才能がある」と感じているらしい。

自分は「努力型」だが、次男は「才能型」
…つまりセンスがいいらしい。

ただし、そもそも勉強しないので、
そのセンスを活かせないでいる、と。

目下のところ、次男は部活のサッカーに夢中だ。

平日は朝練からはじまり、放課後は当然、部活。
休みの日は早朝から夜遅くまで練習か試合。
小学校の頃とはハードさが違う。

で、家に戻ると夜はグッタリしてすぐ寝てしまう。
おかげで体力はついていると思うが、
締まり過ぎて、ひょろ長い体型になってきた。

早いもので義父がなくなって、もう一年…。
この週末、法事のために長男が久しぶりに家に戻ってきた。

次男より早く家に着いたので、
玄関に着いた次男を驚かそうと、
ドアの影に身を潜め、
ここぞというタイミングで「ワッ!」と飛び出たら、
次男の目線が、自分とあまり変わらない高さにあって、
長男の方が驚いたと言う。

ここのところ急に背が伸びたからね。

ちなみに長男の理科系の頭は、
間違いなく両祖父からの隔世遺伝。

そして、次男の顔つきは、日に日に義父に似てきてる。

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