受験シーズンも終盤…。
やたらめったら大学を受けている長男も、
何校かの結果は出て、
とりあえず浪人はなくなったけど、
第一志望の結果がまだわかっていない。
高校受験も長女も、
滑り止めの私立は合格して、今は公立の結果待ち。
…ちょっと自信はない様子だけど、ね。
そういうわけで長女は夜遅くまで塾に行くことはなくなった。
ここ数ヶ月、週に二回は
会社帰りのスポーツジム帰りに、
コンビニで娘と会って、
ガリガリ君をかじりながら駐車場まで行って、
2人で車で帰る…というパターンだった。
もうあと10分くらいサウナに入りたいけど、
そろそろ時間だから出るか…と思って、
あわてて待ち合わせのコンビニに駆け込んだのに、
塾が終わってから先生に質問していたとか言って、
20分も30分も待たされて怒ったことも何度かあった。
…それも、すでに思い出だな。
初めての子供である長男と、
いまだ子供らしい子供である次男に比べると、
真ん中にいる娘の幼い頃の印象は正直多くない。
イタズラしたり、怪我をしたりする男の子と違って、
女の子というのは、
何だか知らないうちに大きくなっている
…という感じがする。
女の子はそれだけ育てるのに手間がかからないため、
最初の子は女の方が楽。
そこで一姫二太郎が理想とされた
…という話を何処かで読んだことがある。
しかし、人間同士っていうのは、
いろいろぶつかり合いがあって
思い出が作られるものだから…。
他人だと、ぶつかり合いが
別れにつながることもあるけど
…肉親はそうはいかなからね。
父と息子。母と娘。
同性同士は日常的にわりとぶつかりやすい。
自分の価値観をストレートに出しちゃうから。
よく父親を毛嫌いする娘の話も聞くけれど…
そこには理解できないものを排除しようとする
自己防衛本能が働いているような気がするなぁ。
…あとは本当にクサイか。
いずれにしても父親と娘との思い出というのは、
結構少ないように思う。
また、2、3年も経つと今度は
大学受験で同じようなことを
しなければならなくなるだろうけれど、
おそらく…
娘が結婚してうちを出る時には、
コンビニで待ち合わせをしていた時のことを
…思い出すんだろうな。