20100704
でじたけ流 教育論第518回

長男と女友達-でじたけ digitake.com


先週の日曜日。

家で仕事をしていると、
朝から高2の長男が
「今日は友達が来る」と再三言う。
別に友達が来るのは珍しいことではないのに。

やがて2人の友達はバイクでやってきた。

しばらくすると長男がやってきて、
「友達がお父さんのハーレーを見たいと言ってるけど
 見せていい?」
…と聞きに来た。
自分は原付の免許も持っていないのに、ね。
何を自慢するつもりやら…。

仕事の手が離せなかったので、
ガレージの鍵だけ預けることにした。

鍵のある玄関に出てみると、
そこにはバイクで来た2人の男友達のほかに、
いつ来たのか、もう1人…女の子がいた。

ハハァ…なるほど。
女の子が遊びに来るってんで、
浮き足だってたんだな、こいつ。

異性の友達は、やはり同性の友達とは何か違う。
こと十代半ばとなれば、意識も過剰になる。

過剰…ということは、
つまりバランスが悪い、ということ。

飲み過ぎ、食い過ぎで胃腸を壊すのと同じことだ、ね。

ただし、胃の痛くなる思いを経験しないと、
なかなか注意しよう…というようにはならないもの。

最も、死ぬような思いをしてもなお
…何度、二日酔いというものを経験したことか。

あるいは、一度や二度の失敗でやめてしまっては、
恋愛も営業も決して成就しない。

夕方。
仕事先からカミさんが戻った頃には、
バイクの男友達2人は帰ってしまっていて、
女の子一人が長男の部屋にいた。

それを知ったカミさんは、
小5の次男にずいぶんと遅いおやつを持って行かせる。

とどのつまりは晩飯時になって、
私が彼女を駅まで送ることになった。

後部座席に並んで座る長男は、
いつもより饒舌な感じがする。

私も二言三言は話したけれど、
普通に礼儀正しい娘だったと思う。

中学校くらいから高校くらいまでの年頃は、
男子と比べて女子の方がグッと大人っぽく見える。

いつから逆転して、
またいつ逆転できるのか…?

それは…
第一思春期から第二思春期までの間
…かもしれない、な。


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