20100516
でじたけ流 教育論第511回

チカラこぶを見せろ-でじたけ digitake.com


映画「ロッキー4 炎の友情」を観た頃は、
すっかり感化されて、
ダンベルを振り回したり、
懸垂をするのも、普通じゃ面白くなくて、
片腕懸垂に挑戦したり、
足を直角に前に出したまま
Lの字の状態で懸垂したりしてたけど…
基礎も知らずにやってたものだから、
すぐに肩を壊して続かなくなってしまった。

それでも自宅を改築した時には、
風呂場のわきに懸垂用の鉄棒をつけた。

その後、すっかり物干しになってしまっていたが
…今、高2の長男が毎日懸垂している。

背丈は私を追い越したものの、
ひょろひょろの長男が体を鍛え始めた。
まだまだ腕の太さは私の3分の2くらいしかない。

男として逞しく見られたい年齢になったか?!

「ダンベルはどうやって使うのか?」とか
「プロテインはいつ飲むのが効果的か?」
…なんて質問が出てくる。

以前、自分でトレーニングをした時に買った
ボディビルの入門書を探し出してきて息子に貸した。

息子の懸垂に対抗して、
無謀にもいきなり懸垂をしてみたけれど
…まだ、何とかいけるな。
10代の息子にも不可能な
Lの字懸垂も数回ならできた。

調子に乗ってやり過ぎると、また
受話器も持てないようになってしまうので要注意。

物置からブルーワーカーも出てきたな。
…懐かしい。

身につけるものが変わると、
表情までガラリと変わることがある。

それはそれで、
次の一歩を踏み出す自信につながっていいと思うが、
本当に自信をつけたければ、
…自分自身を鍛えて変えるしかない。

はたして…
息子が私に腕相撲で勝てるのはいつの日か?

勝っても負けても残念な妙な心境。


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