20090830
でじたけ流 教育論

第474回

母を守れ


長かった夏休みも、もう終わり。
二学期制になっている関係で、
学校は8月28日(金)からはじまった。

夏休みの最終日、
下の子たちは、カミさんに連れられて
映画を観に行った。

今の封切館は複数の劇場があるので…
中1の長女は「HACHI」、
小4の次男は「ポケモン」をそれぞれ観に入り、
映画をやっている間、
カミさんは一人
ウインドウショッピングを楽しんでいたらしい。

映画の見方も変わったものだ。
昔は夏休みといえば…
東映まんがまつりを観るか、
東宝の怪獣ものを観るかで
…結構モメたものだけど、ね。

高1の長男は、部活と塾で大忙し。
部活より塾の方が楽しいというのだから
私似でないことは確かだ。

私はといえば…あいかわらず、ひたすら仕事。
しかも、頭脳労働と肉体労働の繰り返しで、
少々疲れがたまってきてる。

うちに帰るなり、
晩飯を食いながら一杯やって
バタンキューという感じなのだが…
どうにもノルマが終わらず、
晩飯後にPCに向かうことも少なくない。

かつては晩飯後に仕事をするのも
当たり前ではあったが…最近は少々辛くなってきた。

夜、仕事を終えて、
ようやく一杯やれると、部屋を出ようとしたら、
次男がドアに立ちはだかって「今ダメ」と言う。

何がダメなんだか最初はわからなかったけど…
実は自宅の仕事部屋の隣には小さな部屋があって、
その向こうは風呂になってる。

どうやらカミさんが風呂から出た直後だったようで、
次男は「お母さんが裸でいるから来ちゃダメ」だと言うのだ。

実に子供らしいというか何というか…。

しかし、これが逆だったら、どうか。
父親が裸でいても、
娘は母親に入ってくるなとは言わないだろう。

この感覚の不思議。

男トイレに清掃のおばちゃんが入ってきても
騒ぐ奴はいないけど…逆だったら大騒ぎだろうし、ね。

男と女は違うんだよ、やっぱり。
差別はよくないけど、区別はあって当たり前。

母親を守ろうとした次男もまた…男か!


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