高校生となった長男が、
かろうじて私の身長を超えたものの…
両親がチビなので、
うちの子供たちもみんなチビ。
ちなみに今月発売された「こち亀」164巻に
両さんの身長・体重が出ていたが、
私の身長・体重とほぼ一緒だった。
…喜んでいいのやら…
中でも小4の次男は、ことに小さい。
うちの家系からすると…
長男より次男の方が大きくなるはずだが、
ここ数年の次男の写真をみても、
あまり変わり映えがしない。
対して思春期まっただ中の
長男と中1の長女の変わりようといったら、
まるで別人と化している。
まぁ、そういう時期なんだろうけど、ね。
先日…
長男と次男を連れて
ラーメン屋に行く機会があった。
そこのラーメン屋は
カウンター席が中心で
酒やビールも置いていない、
ラーメン職人的な店。
味も格別なので
近くに行く機会があれば
必ず食べたくなる人気の店。
その日も店内は混雑していたが、
カウンター席はちょうど3つ空いていた。
…が、強面の大将は次男を見るや、
「テーブル席がもうちょっとで空くから待ってて」
…と言う。
大将にしてみれば精一杯の優しさ。
カウンターでもいいのに…と、ぼやく長男。
ようやくテーブルにつくと、
さらに大将の優しさは続く。
お子様用の椅子を指さして
「よかったら使って」
さすがに小4の次男は
「いいです」と断ったが、
ラーメンが来ると今度は
「お椀が必要だったら言って」と言われる。
どう考えても幼稚園くらいにしか見られていない。
優しさが人を傷つける場合も…多々ある、な。
追い打ちをかけるように長男が笑う。
だけど、そんな長男だって
決して高校生には見えない。
せいぜい中2程度。
私の場合、チビなだけで
年は上に見られたが、
うちの子たちはみんな下に見られてる。
男の場合は少しくらい上に見られた方が、
仕事はやりやすいもんだけど、ね。
しかし、努力しようがしまいが
生きてれば必ず年はとる。
…あわてることはないよ。
むしろ、若くいることの方に…努力がいる。