第354回 |
決して夫婦ゲンカをしたわけではありませんが・・・
つい先日、 カミさんが事情があって実家に泊まることになった。 平日だったので、子供たちは置いて、1人で。 最近はカミさんがパートで朝早いこともあるので、 子供たちは朝飯くらいなら自分たちで食べて、 学校に行くこともできるようになったけど・・・ 晩飯も自分たちで用意して、 風呂に入って寝るところまでできるかというと ・・・まだ、ちょっと無理。 中2の長男なら何とかなるだろうけど、 小2の次男もいるし・・・ 中2の長男も自分のことで手一杯で、 とても妹・弟の身支度まで 完璧にチェックできるところまで至らない。 そこで私が何とか仕事を調整して早く帰ることに。 いつものように号令をかけまくって 子供たちを動かす。 晩飯はカミさんが作って行ったものもあるし、 私が帰りに近所のスーパーで買ってきたものもある。 思いの外、贅沢な晩飯となった。 とはいえ、私が買ってきたのは・・・馬刺と缶詰。 親に似たせいか、 うちの子供たちは結構生ものが好きで、 せっかく焼酎のツマミにと買ってきた馬刺も 半分以上は子供たちに食われてしまった。 缶詰はスイートコーンとホワイトアスパラ。 これをサラダに混ぜて食べた。 みんなこの晩は、とくによく食べたが ・・・事件はここから起こった。 次男がホワイトアスパラをつまんで 「これ、何?」とけげんそうに聴いた。 私はこう即答した・・・「チ○コ」。 すると長男、長女も面白がって 「チン○」「○ンコ」の大合唱。 眉をしかめた次男は 「そんなこと言ったら食べられない。 ホントは何たか教えて!」と叫ぶ。 そこで私はこう言った。 「ホントは・・・カエルの「チ○コ」。 とうとう次男はホワイトアスパラを投げ出した。 しかし・・・ 我が家では好き嫌いは許されない。 胸をはって私は言う。 「お父さんなんか便所でもカレーが食えるぞ。 さっさと食え」 追い打ちをかけるように長男が言う。 「俺なんかゲロの話しながらでも お好み焼きが食える」 長女も負けじと一生懸命何か言おうとしているが センセーショナルな組み合わせが ・・・思いつかない感じ。 そんな中・・・ 次男はホワイトアスパラと格闘した。 こういう時にカミさんがいると 絶対に止めてるんだけど・・・ この晩はかなりエスカレートしてしまったな。 でも私は本当に・・・ 昔、学校をサボってブラブラしてた時、 学生服姿が目立って警官に声でもかけらけると マズイと思って・・・ 公衆便所にこもってカレーパンを食ったことがあるよ。 別にウン○食うわけじゃなし、 腹が減ってりゃ、カンケーねーよ(笑)。 |