20000521

でじたけ流 教育論第2回 五月病の3歳


前回は小学1年の長男を中心にした話だったので、今回は長女を見ていて気づかされたコトについて書いてみようと思う。

長女は3歳で今年、幼稚園の年少組に入園した。

長男の時は2年保育だったが、毎朝、お兄ちゃんがお迎えのバスに乗って幼稚園に行っているところを見ていた長女は、自分も早く幼稚園に入りたいと思っていたようだし・・・。
まして、うちの場合には、娘の下に次男もいるので「じゃあ入れちまえ」というコトで3年保育にした。

思えば私自身、3人兄妹の一番上で、子供たちと同様に男、女、男の順。
妹は2つ下だが、やはり娘と同じように早く幼稚園に入りたがったようで3年保育だった。最も私の兄妹の場合、弟は私と10歳も離れていて、妹が幼稚園に入った段階では影も形もなかったけれど。

さて、そんな調子で張り切って幼稚園に通いはじめた長女だが・・・このところ、どうも機嫌が悪い。
3歳児といえば最も言うことを聞かない年齢ではあるが・・・幼稚園では、かなり緊張しているようで、どうやらその反動もあるらしい。
風邪がなかなかぬけないせいもあるようだけど、まるで五月病にでもかかったように、最近たまに幼稚園を休む。

娘は3月生まれ。それも3月の末に生まれたので、同級生の中でも一番体が小さい。

オトナになると1年くらいの年の差なんてほとんど感じないし、私など年よりずっと上に見られるけれど、小さい頃の1年の差は大きい。
置いたら置いたまんまの状態でいる生まれたての赤ん坊と、ぼちぼち歩き始める1歳児とでは、ナメクジとチンパンジーほどの差がある。

だから、うちの娘も幼稚園に通いはじめてしばらくは、同じクラスの友達を「お兄さん」、「お姉さん」と呼んでいた。頭ひとつ分も大きさが違う友達に対して同級生という感覚が持てなかったようだ。

娘が幼稚園に通いはじめて、得意になっているコトがある。

それは弁当を残さず食べてくるコトだ。
自分より体の大きな友達の中にも弁当を残す子が多い中で、娘はちゃんと残さずに食べてくる。空になった弁当箱を私が家に帰るまで洗わずにとっておいて、自慢げに見せてくる。

うちでは食事を残すコトを私が許さない。

うちのカミさんは、どちらかと言うとたんまりとある料理を好きなだけ食べるという習慣で育ってきたようだが、私は断じて、少なくとも子供たちに対しては食べられるだけの量をよそって、それを残さず食べるようにせよと言っている。

残してもいい・・・となると残るのは苦手なモノだ。
つまり、食べ物を残す習慣は作ってくれた人に悪いだけでなく、食べ物の好き嫌いを助長する、と考える。

おかげで私は何一つ食べ物の好き嫌いはないが・・・カミさんには、ちょっとある。

栄養がどうの・・・というコトについては、大学で家政科を出たカミさんのが詳しいだろうが、何せ食べ物に好き嫌いがあるとオトナになって困る場面が多い。

長女のイラスト
長女の幼稚園の
手提げカバン用に描いたモノ
以前、私と仕事仲間が休日にお得意さんの自宅に呼ばれたコトがあった。
お得意さんの奥さんが手料理を出してくれたが・・・なんと、それは仕事仲間の人間が大の苦手な料理。私に耳元で「悪いけど2人分食べてよ」と囁いてきて・・・私は難なく2人分をたいらげたが、お得意さんがすべてお見通しだったコトを後日、私は聞かせれた。

食べ物の好き嫌いがある人の中には、食わず嫌いという人も多い一方、最初に食べたソレがすごくマズかったという思い出があったりするようだ。

しかし、人間が食べているモノ・・・ましてソレが好物という人もいるような食材が、本来それほどマズイはずはない。
同じサシミでも新鮮な美味しいモノを食べた人は、それ以降サシミが好物になるはず。ヘナッたサシミを食べた人は、それが原因で嫌いになるかも知れない。

そもそも食べ物というモノは、まったく同じモノを2度と口にするコトはできないのだから、1度食べてダメでも、それがすべてのはずはない。

子供たちには、できる限り本物の、美味いと思えるモノを食わせようと・・・一生懸命稼いでいるんだから・・・。
幼稚園の月謝も安くはないし・・・オイ! あんまり無駄にするなよ、な。


でじたけ流 教育論

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