20031005
でじたけ流 教育論

第169回
も身近な


正直言って・・・
私は“女性”が大の苦手だ。

だって、自分が男、だからね。

相手が同じ男なら・・・
どの程度ズバズバ言っても平気か、
あるいは、人によっては平気じゃなくても
これくらいで平気でなくなる奴はダメだ、
なんて思えちゃうから。

しょせん、男同士は力関係。
それが親子であっても、ね。

ところが女性は、そうはいかない。

思いもかけぬ方向に行ってしまうから
極めて取り扱いが厄介だ。

理解し難いところが、また
心配でもあり、興味をそそるところでも
あるんだけれど、ね。

うちの家族にも・・・
オフクロにカミさん、そして小学1年の娘
・・・と厄介な人たちが3人もいる。

もちろん、仕事の上でも、友人にも
女性はたくさんいるんだけれど・・・
そんな大勢の女性たちを見ていて、
・・・こんなことに気づいた。

「自分の父親の話を
 積極的にする女性は信頼できる」

少なくとも、男の立場から見ての話だけどね。

そういえば、うちのカミさんも
結婚前から、よく父親の話をしていた。
それ故に、こっちにしてみたら
“怖い”っていうイメージが
強くなっちゃったかもしれないけれど。

思うに・・・
自分の父親の話を積極的にする女性は
やっぱり父親のことが好きで
尊敬もしているんだと思う。

一番身近な男性に対して
そういう感情を持っているから
根本的に男性に接する気持ちが違う。

父親が大嫌いで
軽蔑しているような女性であれば・・・
いざ、という時
やっぱり男なんてこんなもんだ、
・・・という風に
男そのものを小馬鹿にした
自分にとって都合のいい方向に
つい、考えてしまうんじゃないのかなぁ。

努力して女に生まれたわけでもないのにさ。

ひょっとしたら・・・
母親と息子の間にも
似たようなことはあるかもしれないけれど、
自分で生んでいるかどうかという点で
母親と父親とでは
子供たちとの接し方に大きな違いがある。

力関係では計れない男女の仲。
感情の方向性を決める最初の関係が
父親と娘なんじゃないかと思うんだよね。

十代の反抗期ならは、ともかく・・・
一応、大人と見られる年頃になって、
いや、自分が大人になったつもりでいる故に
父親を馬鹿にするような女性には注意が必要だ。

さて・・・
これから結婚相手を見つける必要もない
私の最大の課題といえば・・・
何といっても、
娘にどんな“男性”に見られるか、
・・・ということころだな、やっぱり。


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