第15回 いつも誰かに見られてる |
先週、1回休んだだけで・・・このページ用のネタが、ずい分たまってしまった。
さすがに新陳代謝の早い生き物を相手にしてると、日々ネタは耐えない。 忘れないうちに、ちょっと整理しておこう。 ●長男 幽霊(?)を目撃! ●長男&長女 それぞれの新学期! ●次男 11ヶ月目にして初めて叱りとばされる! ●次男 バリカンの餌食に! どの話も今が旬なんだけど・・・今日はとりあえず、まだ暑いんで幽霊話を。 ウチの一家5人がどんな状態で寝ているのか、というコトについては前回話したけど・・・ その日、8月31日の深夜も普通の家庭以上に寝苦しい状態だった。 珍しく私も早めに床についていた。 珍しく・・・とはいえ、私の就寝時間は実に不規則で 子供たちと同時か、場合によってはそれより早く8時台に寝てしまうコトもあれば・・・ 朝6時から寝るコトもある。 事務所が近いから、6時から寝ても3時間くらいは寝られるからね。 子供たちといっしょに9時くらいから2〜3時間寝て、深夜に起き出して6時間ほどいろいろやって・・・ で、朝もう一度2〜3時間寝てから事務所に出るというパターンも結構多い。 無論、こういう寝方をしてると、なかなか疲れはとれないんで・・・週に1度か2度は爆睡する。 8月31日の夜は、ちょうど私も爆睡の日に当たっていた。 長男から話を聞いたのは後日・・・内容はこうだ。 深夜、あまりの寝苦しさに目を覚ますと、みんな寝てる。 仕方がないので自分も寝ようとしたが・・・なかなか寝つけない。 ふと、足下の壁面を見ると・・・女の人が浮いていた。 彼女はピンクの着物を着ていて、髪型はダンゴのように結っている。 その表情は、とてもニコやかで・・・ジッと自分を見下ろしていた。 目撃者の長男が描いたのが・・・ここに載せている絵。 あわてて母親を呼ぼうとしたが・・・ふと視線を離したすきに彼女は消えたという。 「もし、あの人が幽霊だとしたら・・・幽霊なんか全然怖くないな」 それが長男の率直な感想だった。 私もこの手のモノを見た経験はあるが・・・確かに何かいると思う。 別に特別な宗教観はないけれど・・・視界の外の住人たち・・・が、確かに。 でも、とくに弊害はないし、むしろ自分たちを見守ってくれているような気さえする。 ひょっとしたら遠い祖先かも知れないし・・・ 長男の記憶には、おそらく残っていないであろう、ひいお婆ちゃんかも知れない。 いつも自分が「誰かに見られてる」という感覚は必要だと思う。 相手がストーカーじゃ困るけど。 女性だって見られるコトで美しくなると言うし・・・。 長男が見たのは夢か幻か、それとも本物の幽霊なのか・・・それは、わからないし確かめようもない。 だけど、それが・・・ 「いつも誰かが見てる。だから頑張ってないと恥ずかしい」という思いを感じさせてくれたのは確か。 じゃないと、きっと・・・今度あらわれた時には、恐ろしい顔つきでニラんでくるかも知れない。 子供のどんな話でも・・・真剣に聞くと人生訓が見えてくるモノだ。 |
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