20030202
でじたけ流 教育論

第133回
きこそのの…


長女が、いよいよこの春、幼稚園を卒園する。

長男は2年保育で年中から入ったが・・・
毎日の送り迎えを見ていた長女は
早くから幼稚園に行きたがったので、年少からの3年保育

3月の末に生まれた長女は
同級生の名かでも一番体が小さかった。

しかし、今では・・・
体も、そして何より態度が大きくなっている。

長男に続いて、長女が同じ幼稚園に行っている関係上、
先生たちとは、すっかり馴染みだ。

今、カミさんは・・・
卒園準備委員会とやらになって
何やら毎日バタバタやっている。

幼稚園から卒園文集用の
親からのメッセージを書く用紙がまわってきた。

こういう仕事は・・・
元・漫研部長をしていた私の役回り。

・・・で、書いたのがコレ↓
そつえん おめでとう

考えてみると・・・
幼稚園の行事では
親が何か絵を描くというものが、わりと多い。

もちろん幼稚園にもよると思うが・・・
長男の時にも卒園文集はあったし、
学芸会でお面を描かされたり、
運動会用のメダルを描かされたり、ね。

そういえば、昔いた会社で・・・
先輩から「娘の幼稚園で使うんで・・・」
と言って、娘さんの顔を描かされたこともあったなぁ。

ヘタでも親が描いてくれた方が嬉しいだろう
・・・と思うのは、実は大人だけで
子供は結構、残酷だから
ヘタなくらいなら描かないでほしい
・・・なんて言うこともあるような気はする。

ともあれ・・・
私は好きでやっていたイタズラ書きが
今こういうカタチで役に立つとは思わなかった。

学校で絵を描く授業の時にも・・・

「いいか、おまえら、
 どうせ画家になるわけじゃないからなんて
 いいかげんにやってると・・・
 将来、自分の子供に
 絵を描いてほしいって言われた時に困るぞ」

くらいのことは言ってみてもいいかもしれない。

少なくとも幼稚園の子供よりは
ずっと、うまくく描けるはず。

好きこそモノの上手なれ・・・っていうのは
才能だけじゃない。
好きで繰り返しやっているうちにできるという
訓練なんだ。

才能っていうのは・・・
好きになること自体、なんだよね。

幼稚園との縁は、まだ続く・・・
長女と入れ替わりで、今度は次男が入園だ。



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