20021013
でじたけ流 教育論

第118回 んぱくにきるか?


運動会シーズン到来!
今年も・・・ヘロヘロ状態は必至。

最近は春先に運動会をする小学校も増えてるね。

新しいクラスの団結を固める
・・・という理由もあるらしいけど
比較的、行事が少ない春先にやった方が
先生や親が楽・・・
という理由の方が大きいだろう。

でも、やっぱり気分的には・・・スポーツの秋。
幼稚園の運動会は10月だ。

最も・・・
幼稚園が秋に運動会をするのには
気候のほかにも理由があようだ。

翌年入園する園児の
願書の受付がはじまるのが、この季節。
つまり・・・
誰でも自由に幼稚園に出入りのできる運動会は
PRの場にもなる。

もちろん、説明会はあるだろうけれど・・・
かしこまった場面より
園児と先生との自然なやりとりを見ることができるからね。

うちの次男もはやいもので来年は幼稚園。
長男だけは2年保育だったけど・・・
長女と次男は3年保育だ。

近所にいくつかある幼稚園のうち・・・
我が家が今の幼稚園を選んだのは
一番に園庭の広さ。
そして、先生の若さ・・・が理由だ。

幼稚園には、いくつか経営パターンがある。

ひとつは学校の付属。
それから寺などが併設しているケース。
うちの子たちが行っているのは
また地主が土地を活かして経営しているケース。
だから、園庭が広い。

来年、幼稚園に入園する子供がいるお母さんたちが
うちにもいろいろ聞きに来るらしい。

うちではもちろん園庭が広くて
アクティブな先生たちのいる幼稚園がお勧めなんだけど
わんぱくでもいい・・・
なんて昔のCMみたいな理想に近づけるかどうかは
どうやら子供より親の方にかかっているみたいだな。

確かに、飛び回れる環境はいいと思うけれど・・・
どうせ月謝を払うなら勉強も教えてほしい。
それが多くの親たちの本音らしい。

幼稚園は塾とは違う・・・それは誰もが知っている。
でも、どうせお金を払うなら、ということだろう。

しかし、本当に考えなければならないのは
今、自分の子供にとって何が必要なのかということ。

園庭が狭い幼稚園は
集団で飛び回るスペースがないために
個別学習のようなものを売りにせざるを得ない。

そもそも勉強は一人でするもんでしょ。
グループ学習という言葉はあるけど
いずれにしても個別に進めるのが勉強。

もちろん、うんと勉強して偉い人になってほしいとは
どんな親も思うことだろうけど・・・
ちょっと待った!
うんと勉強すれば、偉い人や
将来、生活に困らない人に本当になれると思う?

少なくとも豊かな生活を送っているのは
決して勉強ができた人じゃなくて
大勢の友達を持ってる人じゃない?!

英語はできないより
できる方がいいに決まってるけれど
人づきあいがキチンとできれば
必要な時には英語のできる友達に相談すればいい。
何だってそうだ。

よほどの英才教育をしようというのなら別だけど・・・
近所の子供より少しくらい勉強ができたくらいじゃ
とても、それだけで食っていけるようになりゃしない。

それに・・・
どんな世界に進むにせよ
立ちはだかるのは、英語でも数学でもなく
・・・人間関係なんだ。

幼稚園というはじめての社会に出る子供たちに
何よりもまず大切なのは・・・
大勢の友達を作るノウハウを得ることだと、私は思う。

それが・・・
わんぱくでもたくましいってことじゃないかな?

幼稚園選びのポイントがあるとすれば
その機会をより多く持てる環境があること、だろうね。

増・築・日・記 26  

でじロボのぞき窓

でじ窓本格的な増築工事がはじまって、かれこれ半年・・・。
追加、追加の連続で工期は2ヶ月ほどオーバーしたが・・・とうとう予算も底を尽きた。

最後の大工事は風呂の拡張。

もともと、風呂を大きくしたくてはじめた感のある増築計画だったが・・・。
風呂を大きくするためには「でじべや」を移さなければならない。
「でじべや」を移すためには、寝室の移動が必要で・・・無論、子供部屋も不可欠。
そうこうしているうちに大工事になってしまった。

完成した風呂は「とにかく大きく」というコンセプトのもと、浴槽だけでもこれまでの風呂全体のサイズがある。

子供たちはプールにでも入ったように大騒ぎ。
でも、時折のぞかないと危ない。と、いうわけで風呂をのぞき込むことができる浴室用のブラインド付き大きな窓をつけた。

ガラスだけだと万が一割れたら危ないので、磨りガラス風のフィルムを貼ってもらう。透明な部分をどんなデザインにするか・・・という話になって決定したのが、写真の通り。

浴室内は、つねに"でじロボ"の監視の目が光る。


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