20020915
でじたけ流 教育論

第115回 子そろっての国


指先をピッとそろえて、両手を十字に組む。
やや背をまるめた感じで・・・
腰を落とすのがポイント。

これが・・・
最近、間もなく3歳になる次男が
得意になってやっているウルトラマンのポーズだ。

ウルトラマン・シリーズの歴史はそろそろ40年くらい。
もはや数え切れないほどいるウルトラ兄妹。
初期の頃は親が熱中し、最新作は子供が熱中・・・
というのは珍しい話ではないだろうけど、
我が家の場合、親も子供も今のところ
石坂浩二がナレーションを担当する初代ウルトラマンに熱中している。

したがって、うちの子たちは・・・
ウルトラマンコスモスに出てくる怪獣は知らないが
バルタン星人、ダダ、ギャンゴ、ゴモラ、ジャミラ等々には非常に詳しい。
各巻、最低でも4〜5回は繰り返し見てるんじゃないかなぁ。

最近のウルトラ・シリーズの内容はよく知らないが・・・
先日もここで話した通り
初代ウルトラマンの話は、今見ても・・・いい。

ついこの間も子供たちがドカンに描いた怪獣が
宇宙からの怪光線を浴びて巨大な怪獣となるガヴァドンの巻を見た。

「ドラエもん」や「サザエさん」にもよく登場する
丸いドカンが放置された空き地・・・そんなものは、今はない。

ウルトラマンの舞台は東京オリンピックの頃だから
まだそんな空き地が至る所にあったり・・・
舗装されていない道を科学特捜隊の車が滑走するシーンなんかが度々出てくる。

そこで・・・
私が今の子供たちと同じ年頃だった時の想い出話を織り交ぜつつ
かつての日本がどんな景色だったのかを説明したりする。

ガヴァドンが子供たちが作った怪獣だから・・・
ウルトラマンがやっつけようとすると子供たちが大声で「助けてあげて」と叫ぶ。
その声を聞いたウルトラマンは怪獣を抱えて宇宙へ・・・
そしてガヴァドンは星になる、という叙情的な話。

ラストシーン・・・
夜空をながめて涙を流す子供たちと一緒に
5歳の長女は大声を上げて泣いた。

そういえば・・・
「ジャイアントロボ」の最終回や
「魔法使いサリー」の最終回を見て
私より2つ下の妹が泣いていたいたのは
ちょうど、今の長女の頃だったのを思い出す。

今の子供向け番組でも・・・
こうして泣けるようなものはあるのかなぁ?

ロールプレイング・ゲームをやって
最終面になると泣く人がいるらしいけど・・・
やっぱり同じようなことなのかなぁ?

ちなみに・・・
昨日で長女も剣道の朝稽古は200日目を迎えた。
現在の素振り回数は1日100回。

次男も時折、30cmほどの小さな竹刀を
長男や長女と一緒に振るようになった。

増・築・日・記 23  

バランスを計れ

セメントは・・・重い自作の物置もだいぶカタチになってきた。

写真は・・・何だか知ってる?
ブロックを傾いたまま積まないように、平行定規を当てているところ。

平行定規の仕組みはいたってシンプルで・・・
水の中に浮かんだ水泡の傾きで平行になっているかどうかがわかる。

何をするにも、やっぱりバランスが大事。
最初のパランスが悪いと、積めば積むほど傾いてくるからね。

本職が手がける風呂はもう少し時間がかかりそう。
早く風呂が使えるようにと、現在は土曜も祝日も作業をしてくれている。

日に日に涼しくなってきた。
物置にこもっていても汗だくになることは少なくなったが、屋上で水浴びするのはチトつらい。


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