トイレの近くには歌碑があり、歌碑の裏手に海岸に降りる道があった。道はやがて自然岩の険しい階段となり、その先に巨大なタイルを敷き詰めたような海岸が見えてくる。
 大淀・小淀と呼ばれるこの海岸は、夏場には自然のプールとして親しまれているらしい。先に見える切り立った岩の上には釣り人の姿。波が岩を洗う音をしばし聴いてみる。