XL883L 鉄馬小屋通信

20080119:003
スポスタDIYカスタム術

バイク用品は・・・高い。とくにハーレーとなると、ね。
そこで、業務用のモノを使ってみようと、あれこれ工夫。今回は近所のDIYに行ってみた。

かつて日曜大工に凝ったこともあったので、DIYにもよく通ったが、ここのところバイク用品屋ばかりのぞいていたので、DIY用品の安さには思わず歓喜してしまった。ヒトケタ違うもんなぁ。

季節柄、ワゴンに山積みにされていた手袋が目についた。
すべりにくいし、防寒もバッチリ。バイク用なら何千円もするところだが、わずか880円。ちょうどバイク用のグローブがくたびれてきたところだったので早速購入。ハーレーの刺繍ワッペンでも付けたら、ハーレー純正に見えるんじゃないだろうか。

さて、今回DIYに立ち寄ったのは何も手袋を買うためではない。
エンジンのわきにドーンと付いた、でっかいエア・クリーナーのカバーを塗る塗料を買うためだ。
実は前回紹介したゴム塗料を入手する以前から、ここだけは塗りたくて塗料の目星もつけていた。

しかし、一度塗ってしまうと元には戻せなくなってしまうと思い、ネット・オークションで同じカバーを購入した。
乾けばゴムになる塗料があれば剥がすこともできるから、もはやもともと付いていたカバーを直接塗ってしまってもたぶん平気なんだけれど、せっかく落札したので、その予備を塗ることにする。
ちなみに落札価格は3,000円也。中古というか、新古品という感じで、むしろ元から付いていたやつよりキレイなくらい。このカバーについてるアルミ製のプレートが高いんだよね。Sports StarとかHALEYとか入っててさ。
オークション購入したものに、このプレートは付属していない。とりあえず今回は、このプレートは。もともと付いていたものをそのまま付け替えるしかないけど、無地のアルミ・プレートは安く売ってないかな。ぜひ、オリジナルで何か彫ってみたい。

早速、塗装。一応、下地にゴム塗料を塗りつけて、その上からDIYで購入してきた「ストーン調スプレー(1,029円)」を吹き付ける。
エア・クリーナーの表面はかなりツルツルしているので、こうしてゴム塗料を下地に塗ることで塗料が流れ落ちてムラになることも防げるような感じがする。

この「ストーン調スプレー」は、その名の通り、乾くと表面がちょっとザラザラして石のような質感になる塗料。塗ったのは「ブラック」だけど、「グレー」もあった。
「グレー」にしたら、おそらくナイトスター(XL1200N)のエア・クリーナーにそっくりになると思う。ナイトスターの場合はエンジンが「ブラック」だから「グレー」でちょうどいい感じだけど、うちの883Lはエンジンがピカピカなので思い切って「ブラック」に。

本当はエンジンも黒くしたいが、耐熱性の問題があるから塗るとなるとエンジン補修用の塗料を使わなければならない。そうなると、もと元には戻せないから・・・保留だな。

仕上がりは思った通り、かなりいい感じ。

このところガレージで色ばかり塗っていて、まともに走っていないので、実際どれくらい塗料の耐久性があるのかは、いまだよくわからないが・・・見かけはかなりお気に入り度を増してきた。




結局、どんなに高価なモノを買うより・・・自分で手をかけたモノが一番、って感じだな。

また、本当にやりたいことがあると、やらなければならないことを早く片付けようとするから、かえって仕事がはかどったりする。
まだまだ、やらなきゃならないことは山積しちゃってるけど・・・。ま、心のバランスと工夫力の育成のために、ね。

◆鉄馬小屋通信INDEX◆