Episode No.420(991231):1900年代の終わりに
確かに、あわただしい・・・というコトはあるけれど、どーも年の瀬のイメージはないな。
昔、年の瀬はもっと寒かったような気はするよね?! オモテなんか歩いていると痛いくらい。
やっぱり地球温暖化のせいかな?!
街を歩いてもコンビニをはじめ、平然と営業している店は多いし・・・。
唯一、正月飾りを売っている出店が、かろうじて雰囲気を出してはいるけれど。
ウチではまだ正月飾りをしていない。
実は3年越しくらいで使ってたヤツがあるんだけれど、今年は家族も増えたコトだし新しいのを買って来ようと思っている。
コンビニやスーパーでも正月飾りは売っているけれど、何かいかにも量産品・・・という感じで今イチという気がしてしまう。
そこで、ちょっとカッコいいヤツを買おうとすると、花屋がいい。
手作りのイイのが売ってる。
値段も量産品と比べればイイんだけど・・・3年使うと思えば3分の1だから。
本当はそういう使い方しちゃいけないだろうけど、幸い大きな不幸もないから、今のまま過ごせれば持ち越しだっていいと思うし。
もちろん、本当にイイ物は早く売れちゃうかも知れないけれど、クリスマスケーキといっしょで、販売期限が迫ると花屋の正月飾りも値引きするんだよね。
そう言えば、この間テレビで見たんだけど、ホテルの予約をするのに今日明日空いている・・・つまり期限が迫った部屋を格安で売るホームページがあるらしいね。
ホテル側もオモテだって価格を下げられないモンだから、そのホームページを運営する会社と特別に契約を結んで売りさばいてもらっているとか。
いいアイデアの商売だよね、ホテルにとっても客にとっても無駄がなくていい。
最近は、どこでもエコロジーだのと言ってるけれど・・・環境問題に限らず、とにかく無駄は多い。
しかし、そういう問題点が多いってコトは・・・つまり、商売のチャンスが多いってコト、とも言える。
オプションだけ取り外して"どんと焼き"に出せる3年保証の正月飾りでも・・・作ってみるか?
30日、たまたま遅い朝飯を食べながらテレビをつけたら「井上陽水の世界」っていう番組をやってた。
ここ30年にわたって陽水が作り続けてきた曲への思い入れを視聴者や各界の著名人が語りながら、陽水の詩の意味を解読していこう・・・という趣旨の番組だった。
著名人が語ると、底知れぬ陽水の天才的な感性にウ〜ンとうならされてしまうんだけれど・・・。
本当のところ、当の本人はどこまで考えているのか?
番組の最後に陽水自身へのインタビューがあった。
おそらく番組の構成上は、最後にビシッと本人に締めてほしかったんだと思うんだけれど・・・はっきり言って本人の語る思いつきともとれる言葉は、よく「ワカンナイ」。
で「その答えは曲を聴いたみなさんひとり一人の中にあるのでは・・・」なんて終わり方になってたけどね。
ただ、曲はどうやって作るのですか? という問いに答えた一言は、やっぱりね・・・と思った。
「あるフレーズを思い浮かべて・・・。そのフレーズが絶対イイと、自分で思えるコトだね」
来年もdigitakeは、この線で行こうと思う。
では、みなさん・・・良いお年を!