Episode No.285(990726):真夏のギャンブラー 暑い!! ・・・まぁ、夏が来たんだから仕方ないが。 私、個人としては暑すぎるのも寒すぎるのも好きではない。 真夏は何だかダレてしまうし、真冬は動くのがおっくうだ。 ちょっと涼しい秋くらいが、最も頭が働いてよろしい。 とは言え、四季があるのが日本の良さでもあるから、夏は夏の楽しみを見つけた方が得策だ・・・とは思う。 海水浴やキャンプに出かけるのも悪くないが、学生時代のように長い休みでもないと、計画を遂行するのには、かなりの実行力がいる。 最も学生時代は経済的な理由から、なかなか実行できなかったし、仮に金さえあれば8mmフィルムを買って映画ばかり撮っていたから、若大将的な青春とは違う場所にいたものだが。 そういうワケで夏を楽しむとなると、つい手近なモノになってしまう。 かき氷やアイスを食べながら、夏を感じる・・・程度のことだ。 最近、コンビニなどで買うのはちょっと高級感のあるカップ式のものが定番になってしまったが、子供の頃によく買ったのは棒付きのアイスキャンディーというヤツ。 1本20〜30円くらいで、小遣いでも充分買えたので、よく食べた。 当時はコンビニなんかなかったから、買うのはパン屋か駄菓子屋。 おそらく今でもあるだろうが「当たり付き」を選んでは買っていた。 食べていくと、棒のところに「アタリ」と焼きが入っている・・・アレだ。 わりと何度も当たった記憶があるが、あの「当たり付き」の出る確率は、なんと法令で決められている。 法令によると、その確率は2%以内と規制されているようだ。 根拠は明らかではないが、メーカーはこの法令に基づいてアタリを操作している・・・というワケ。 つまり100本食べれば2本は当たるはずだが、どうも過去の記憶をたどってみると連続してアタリが出たことも少なくないような気がする。 ひょっとしたら、アタリはわりと集中して生産されているのかもしれない。 当たらない時には、いくら食べても当たらない。 でも、アタリ出すと連続して当たるようになる・・・??? 買わないことには絶対に当たらない・・・のは確かだ。
参考資料:「すっごく役立つ雑学帳(1)身近な日用品篇」素朴な疑問研究会=編 KAWADE夢文庫=刊
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