Episode No.7179(20210813):[日記]Diary
命を考える夏休み〈2〉 三島由紀夫はインタビューで… 死体を100見たから偉いとは言えない …と言っている 戦争を知らない世代であっても たった1人の人間が 自分は身近な 幸いなことに 幸いなことに…と書いたが そういう目に遭わなかったことが そういう目に遭い過ぎて 森を意識すると 17年前の春に亡くなった盟友とは 奴は自分のガンが発覚して 「俺とおまえが逆じゃなくてよかった」 もし逆で稼ぎ頭の自分が 自分は死の宣告を ありがたかった 奴はひどく恐縮していたが… 「ならいい いよいよ打つ手がなくなって 見舞いに顔を出したものの その苛立ちが手助けして 「おまえはここで24時間 俺は明日も首都高の大渋滞にはまる そこで大地震が起きたら …奴は笑って言った あいにく大地震は起きなかったけどな 奴の命日のその日から 311は自分とって Copyright 1998-2021 digitake.com. All Rights Reserved. |
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