Episode No.6761(20200413):[日記]Diary
導火線が燃え続ける
Life always counts down
誰も体験したことのない
危機的状況…
でも、本当はそんなこと
昨日今日、
去年や今年、
はじまったことじゃない。
病気もケガも地震だって、
常にいつ起きるかわからない。
起きて迫ってきてはじめて気づいて
恐れを抱いているだけで
…もともと存在している。
忘れたふりをして生活するのが
幸せだというのなら…
それは、偽りの幸せ。
決して、長くは続かない。
「死は、いつか来るんだ。
それも、そう遠くない未来に来るんだ。
そう考えていた(戦争中)。
その心理的状態は
今に比べて幸福だったんです」
…と語った三島由紀夫。
その言葉の意味は、
自分の最古の記憶…
4つか5つくらいの頃、
三輪車を蹴って、
井戸端会議をする母親の足下まで行き、
母を見上げて、ふと
「いつか死ぬんだよね?」
…と尋ねると
話しに夢中だった20代の母は、
「そうよ」
…とアッサリ答えた。
その答えを聞いた時のショック。
その後、行く度か
友人との死別を経験し…
50代後半になった今、
切実に受け止められる。
今日、また
人生の元旦を迎えられたこと。
感謝もするが、緊張も高まる。
自分との約束を
いくつ果たせるか…
人生の意味も
自分の居場所もそこにある。
だから、人生日々更新。