この間、観ることができなかった
映画「スティーブ・ジョブズ」を観た。

ジョブズの伝記映画は
2013年と2015年に公開されているが、
観たのは2013年の方だ。

いずれも独立した違う企画の映画で
続きものというわけではない。

2013年に作られたジョブズの伝記映画は、
ジョブズの学生時代からAppleの設立。
そして、Appleを追い出されて、戻るまで
…を描いている。

世の中に知られていないものを
ガレージで作り…
作り上げたものの権利を奪い取られ、
それをとり戻す…というあたりは、
ウォルト・ディズニーの
若い頃のエピソードを思い出させる。

ガレージという部分については事実と異なる
…とジョブズの共同経営者だった
ウォズニアックが否定しているらしいが、
ひょっとしたらディズニーをベースに
ドラマを構築したのかもしれない。

この映画では、ジョブズを演じた俳優が
本人そっくりだったことも話題を集めた。

確かに、よく似てる。
似てるものを観るのが、
なぜこんなに楽しいのか…不思議だ。

いずれどちらとも会えるはずはないのだし、
どうせなら本人の映像を観ればいいのにね。

まだ多くの人々の記憶に残る人の伝記映画を作る
…というのは、
本人のイメージを損なわないよう
似せるだけでも大変なことだと思った。

映画本編の善し悪しはともかく…
ジョブズの人生が、
いかに単刀直入であったかということはよくわかる。

おそらく、彼の運命から逆算すれば、
非情なまでの単刀直入さがなければ、
これほどのことをやり遂げるのには、
とても間に合わなかっただろう…。

だからといって、
のんびりやっていれば長生きできる
…ということは絶対にないけどね。

だから、人生日々更新。