でじたけの「人生日々更新」思い出の少年時代 3/6

Episode No.5611(20160810)[徒然]Others

思い出の少年時代 3/6
Boyhood of the memory

コンクリートジャングルで過ごした少年時代。
45年前の都会は、
今考えるとゾッとするほど危険だった。

少年時代を過ごした東京都中野区は川が多い。

今もそうかもしれないが、
広い川の底はコンクリートになっていて、
中央部分だけ幅1メートルほどのどぶ川になっている。

大雨が降るとそこがあふれて
水は川幅いっぱいになる。

よくその川底に下りて、川に沿って歩き回った。

やがてそれに飽き足らず、
川に口を開けた土管に入ってみようということになる。

懐中電灯を持って、土管を進んでいく。
それが流行って、
どこを行くと、
どこに出るなどいうことが話題になった。

あるグループが土管の奥で人骨を見つけた
…と言い出した。

それを見に行かない男子は
勇気がない者として蔑まれるようになった。

と、なれば当然、
自分たちのグループも探検に出発するしかない。

行ってみるとそこには、
ブロックが粉々になっているだけだった。

昭和の江古田版スタンド・バイ・ミーである。

>>>To be continued

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