でじたけの「人生日々更新」思い出の少年時代 2/6

Episode No.5610(20160809)[徒然]Others

思い出の少年時代 2/6
Boyhood of the memory

小学生時代を東京都中野区江古田で過ごした。
もう、45年くらい前の話だ。

コンクリートジャングルでの冒険は、
今考えるとゾッとすることが多い。

当時建設中だった中野サンプラザの場所には、
かつて陸軍中野学校があったという。
ルバング島で見つかった小野田少尉の出身校だ。

江古田近辺には今でも病院が多い。
昔から軍関係の医療施設が多い場所で
今もあるかどうかわからないが、
中野療養所という大きな建物があった。

正確な情報ではないが、
あの人体実験で悪名高い731部隊も
この場所に関係施設があったと聞いたことがある。

後に公園として整備された中野療養所付近には、
戦後四半世紀ほどしか経っていないその当時、
廃屋となった病院がそのまま放置され、
奇妙なタンク設備などが乱立していた。

近くには沼地がありザリガニが獲れた。

ザリガニを獲りに行っているうちはよかったが、
そのうち誰かが、
あの廃屋に忍び込んでみようと言い出す。
…冒険だ。

友達と一緒に何度か忍び込んだ。
学校でそれを話すと、
自分も行きたいという奴が現れて、また行く。
自分は毎回先導役で参加していた。

ちょうど仮面ライダーの放映がはじまった頃で、
ショッカーの秘密基地に
忍び込んだような興奮を覚えた。

薄暗い廃屋の中は
病院というより研究室といった感じで、
血液の入った試験管などがそのまま置いてあった。

クラスの男子の中では、
そこに行かなかった奴は
弱虫だとレッテルを貼られるようになっていた。

行ってきた証拠に血液が入った試験管を持ち帰った。

そして、それを壁に投げつけて、
血が飛び散るのを見て
「カッコい〜」とか言っていた。

まったく、今考えるとゾッとする遊びだった。

>>>To be continued

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