でじたけの「人生日々更新」落語

Episode No.5417(20151228)[趣味]Hobby

落語
Entertainer

最近、旧友に誘われて、
ちょくちょく落語を聴きに行く。

立川流の一番弟子は志の輔。

2番手に並ぶ2人のライバル、談春と志らく。
この3人のチケットは、
滅多に取ることができないほどの
人気らしいが、
幸い旧友が手に入れてくれるので、
談春と志らくを交互に観ることができている。

ちょうど今日…2015年12月28日は、
立川談春が原作を書いた、
談志と若い弟子たちの物語「赤めだか」
TBS系で放映される。
談志役は、ビートたけしだ。

まだまだ聴きっかじりで
細かなことはよくわからないけれど…、
落語を聴いていて関心してしまうのは、
何と言っても、その聴きやすさ。

落語はたいてい時代劇。
その時代の背景、常識がわかっていないと
笑えないのだが、
それをすんなりと説明した上で、
さて変わり者の熊さんや八っつぁんが登場する。

変わり者が変わり者であることがわからないと
笑うことはできない。

そこまで客を抵抗なく、
うまく引っ張っていくのが話芸。

引っ張って行くものは何も説明だけではない。
すっとんきょうな表情に
何だろう?とグッと引き込まれることもある。

その点、同じ古典芸能でも
能や歌舞伎は、まずルールを知っていないと
入り込むことができないハードルの高さを感じる。

むろん、わかってくれば面白いんだろう。

スポーツ観戦も
ルールを知らずに観ていたら、
ちっとも面白くないからね。

わかってる人に説明をするのは簡単。
わかわない人に説明できるかどうかが、
はたして
自分がどれだけそのことについて、
わかっているか…だと思う。

だから…人生、日々更新。

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