解体心緒
Learn a process
今週は、歴史の授業を思い出しながら…
大化の改新→退化の改心、
大政奉還→体制傍観、
安政の大獄→安静の対局、
鎌倉幕府→キャバクラ爆風、
…と、半ば強引にタイトルつけているが、
早くも思いつかなくなっているのは、
いかに勉強をしなかったかという証拠。
そういえば、かつて確か電通だったと思うが、
こうした変換違いを利用して、
キャッチコピーを作り出すシステムを開発した
…というニュースを読んだ記憶があるけれど、
はたして、その後、活用されているのだろうか?
それより何より…
いい国(1192)作ろう鎌倉幕府
…なんて覚えさせられた年表も、
今では解釈が変わって別の年になっているし、
そもそも、学校のテストや受験以外で、
こうした知識にも満たない記憶が
活用された覚えは半世紀以上生きた今でさえ…ない。
ここ数年、
開国の町・伊豆下田を行き来するようになってから、
ほどほど幕末の歴史には詳しくなったが、
それでも、もっと学生時代に、
キチンと勉強すればよかったという後悔はない。
酒のつまみになるような歴史話など、
到底学校で教われるようなものではないし、
歴史の“結果”である年表を見たところで、
そこには何ら人間の苦悩が見えて来ない。
プロセスを知ることこそ、
歴史を実生活に活かすポイント。
生活とはプロセスそのもの。
だから…人生、日々更新。