してみると、親しい間柄というのは、
相手のいいところより、むしろ、
相手の嫌なところを、どれだけ知っているか
…ということなのかも知れないな。

たいてい、どんな相手であっても、
一緒にいる時間が長ければ情は移るものだし…。

嫌なところを発見していても、なお、
一緒にいられる…のが親しい証拠だろう。

むしろ、どこか足りない相手といる方が、
自分の必要性を感じられたりもする。

はたして、それを簡単に
愛などと言えるかどうかは別として…。

人間に限らず、
昔乗った車や、使ったパソコンも、
壊れたことを懐かしく思い出すもの。

相手が完全であったら、
自分の力は必要ないし。

だから…人生、日々更新。

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