まったり…という時の流れを知ったのは、
50を過ぎたここ最近のこと。

積極的に進むでもなし、
さりとて強引に押しとどめるでもなし。

時の流れに身をゆだねることのできるひととき
…そいつが、まったりというやつだ。

思えば、もう少し若い頃には、
時を無視して力尽くでやることが
頑張ることだと勘違いしていた。

人類が自然を変えてゆくことを
進歩だと思っていたように…。

ところが、そういう頑張り方は、
無駄な力がいるわりにリスクも多い。

強引にでも変えなければならないのは、
周囲ではなく、自分の側なのに…。

不健康に太ったのは、
北京ダックのように羽交い締めにされて、
食い物を口に押し込まれたせいではあるまい。

さりとて…他力本願ではなく、いわば天力本願。

宇宙の法則は変えられないから、ね。

だから…人生、日々更新。

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