出会うことのなかった友達へ…
I think of the friend who was able to never meet

はじめまして…というより先に、
さよならを言わなければならなくなった友達。

貴君のことをハッキリと意識したのは、
貴君が不慮の事故で亡くなったのを知った時。

プロフィールを見れば、貴君は私と同じ歳だった。

facebookのタイムラインが、
貴君を愛した友人たちの
無数の悲しみで埋め尽くされていた。

貴君と私との間には、
共通の友達が15人もいたことを知った。

おそらくは…次か、その次。
来週か、再来週には、
いつものあの場所で出会い、
真っ赤な杯をカチっと鳴らす機会も
巡ってきていたことだろう。

貴君は海で亡くなったという。

同じように海で亡くなった友を
重ねてしまったせいもあるだろう…。

それにしても見ず知らずの貴君に、
このような感傷を抱くのは、
大げさ過ぎると言われればそれまでだが…
ある人に言われた。

この世ではニアミスしちゃいましたね。
来世は絶対、呑み友達ですよ(笑)

…そうだね、きっとそうだ。

だから…人生、日々更新。