でじたけの「人生日々更新」幸福を考える(2) 子供の頃の靴は履けない

Episode No.4644(20130709)[生活]Life

幸福を考える(2)
子供の頃の靴は履けない
One week to think about the joy of the life.

幸福が妥協だなんて思いたくはないが、
不幸が適応力のなさから生じていることは否めない。

幸福は絶対的なものではなく、
不幸との相対関係によって示される。

よって…
年相応の辛さ(不幸)に対して頑張ることができないと、
年相応の幸せも感じることはできない
…のだ。

なぜ、年相応という言葉が出てきたか
…といえば、
年格好によって課せられる責任は明らかに異なるし、
責任が異なれば、おのずと価値観も変わるから。

幼い子供は10円もらっても大喜びだが、
大人には通用しない。

価値観と幸福感に
密接な関係があることも、また明らか。

いくら自分が旨いと思う酒を勧めても、
飲めない相手に喜びを分けることはできない。

何も酒が呑めないと幸福になれないわけではないが、
呑めない酒を強引に勧められるようなことがあれば、
それは苦痛に違いない。
よって、
酒が呑める、呑めないという体質的な問題を含め、
適応力のなさが不幸につながるということは否めない。

年格好によって異なる
責任を全うするために必要な
適応力があるか、ないか…も同じこと。

それではいったい、
“年相応”であること…とは何か?

思考回路はいつも、
疑問と整理と、
そのために登場した新しい言葉の
説明の裏付けを求めて回り続ける。

【つづきは、こちら】

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