二の次
Do not give priority to oneself.

恋愛の成就が結婚だとすれば…
着飾った自分を見てほしい
…なんて思う気持ちが先だっているうちは、
決して恋愛は成就しないもんだ。

互いに自分を二の次にしてでも、
相手の幸せを願えるくらいでなければ、
生活を共にすることなど難しい。

それは犠牲的精神ではない。
いわば、プロの精神。

何のプロでも、プロはまず、
自分のことを二の次にしてでも
ミッションを果たそうとするものだ。

役者が自分の個性ばかり押し出していたら、
演じることができる役は限られてしまう。

どんな役でもこなせてこそプロ。

個性を売り物にしているつもりなのが
…素人の特長である。

自分を二の次にできない親は
子供を育てることは困難である。

つまり、何かの役割を果たそうと思ったら、
自分ほど邪魔なものはない、のだ。

その前提を、
まずもって忘れぬことが、
社会に生きる者の最低限の使命だな。

だから…人生、日々更新。