言葉相撲
Fight of words.

本音は思考的な結果ではなく、
あくまでも気分的なもの。

時に…
もともと自分にしかわからない気分というやつを
他人に説明する必要に迫られ、あれやこれや理屈をつける。

そうなるともう結論は、
理解してもらおう
…ってことじゃなく、
そうなんだから仕方ないと諦めてもらおう
…ってな感じになってくる。

理屈を積み重ねているうちは、
ボキャブラリーの差で押し切られることもある。

仕方ないと諦めてもらうために
一番効果的なセリフは…
「性に合わない」…じゃないか？

そう言われてしまったら、
たいていもう言い返す言葉を失うからね。

「自分はこういう人だから」
…という言い方では弱い。
弱いだけでなく、むしろ…
「そんなことない」と
かえって攻めどころを作ってしまう。

「性に合わない」の「性」は
何だか生まれつき変えようがないもののようだが…
「こういう人」という生半可な客観性は、
本物の客観性を持つ他人の目に敵うものではない。

ま、一番簡単なのは…
「嫌だ」と言ってしまうことだけど、ね。

だから…人生、日々更新。