知ったかぶりしない
Do not pretend to be the well-informed.
このところ少し歴史を勉強していて
最も感じるのは…
いろんな解釈がある、ということ。
ちょうど今、イギリスでは、
サッチャー元首相が亡くなって、
彼女の功罪について、
あらためていろんな意見が
飛び交っているようだけど…。
良かったか、悪かったか…なんてことは、
その時代、時代によって
大きく解釈が異なるよね。
しかも、解釈というやつは、
概して史実に基づいたものではなく、
解釈している人の立場によって変わる。
同じ太平洋戦争を描いた作品も、
日本側と、アメリカ側から見たのでは、
大きく違うよね。
つまり、解釈は
自然に「されるもの」ではなく、
強引に「するもの」なのだ。
ただ、同じ出来事ついて、
いろんな文献を探ってみると、
結構、単純な解釈によって、
見解の相違や論争が生じている
…場合が多いことにも気づく。
この人はこういう人だ…なんて、
そうそう決めつけられるもんじゃない。
ある一面や、
ひとつのエピソードだけを取り上げあって、
どっちが正しいか…なんていう論争は、
あんまり意味ないんじゃないのかなぁ…。
知ったかぶりはケンカの素。
人なんて…、
空腹時と満腹時でさえ態度が違うのにさ。
だから…人生、日々更新。
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