コンピュータの能力と人間の知能を
直接対決させる手段として、
よくチェスをさせたりするけれど…
日本に於いては、やはり将棋をさせるらしい。

目下の所、
日本で最先端をゆく人工知能研究者の
当面のライバルは、名人・羽生善治。

これを研究者の間では
…“羽生問題”と呼んでるらしい。

そして、その“羽生問題”は、
ここ数年以内に解消される…
つまり、コンピュータが名人に勝つ
…というのが大方の見方だ。

さらに人工知能に星 新一の文章をインプットし、
短編小説を創作させる
…なんていう研究も進んでいるらしい。

はたして、
コンピュータの能力が、
人間の能力を超えるというのは
とういうことなのか？

そもそも、人間の能力とは何なのか？
考察は原点に戻る。

そして、いかにコンピュータが進歩したとしても、
代替えできない能力が少なくとも２つある。

…性欲と食欲だ。

エッチ画像を配信したり、見たりするために
必死でコンピュータの操作を覚え…、
今日食べた料理の写真をブログに載せて
見せ合っている時点ですでに、
人類はコンピュータより決定的に勝っている
…のかもしれない。

わずらわしい肉体は、
同じく、わずらわしい肉体を持つ者の
気持ちを理解するための…最大の武器でもある。

だから…人生、日々更新。

参考資料「2045年に人工知能は人類の知能を超えられるか？〜人工知能研究者・工学博士　松原仁インタビュー」Link Club Newsletter Vol.179 2013Winter