暮れの特番で
元気な社長スペシャルみたいな番組やってて、
のんびり朝飯を食いながら、
見るともなしに見ていたら…結構、見入ってしまった。

中でも印象に残ったのが、
帯広でフラワーパークをやってるおばあちゃん。

ダンナさんと死に別れた後、
生き甲斐づくりのために
東京ドームがすっぽり入る広大な土地を購入して
フラワーパークを開園。

人口17万人の帯広市にあって、
今や年間10万人の観光客を呼ぶ
大人気スポットになっているとか。

通常のフラワーパークは、
種類ごとに整然と花が植えられているが、
このフラワーパークは種類では雑多。
しかし、その自然に近い原風景がウケてるらしい。

しかも驚くべきは、
フラワーパークなのに水は一切やらない。
雨が降るのを待つ。
…これも自然のまま。

おばあちゃん曰く…

水をやらないから、
水を求めて根がしっかり土の中に張る。

…これは生物学的であると当時に、
実に哲学的な見解に思える。
しかも、ものすごく厳しい見解ではある。

けだし、自然は弱肉強食。

美しい花を咲かせることができるのは、
…生命力の強いヤツだけなんだ。

だから…人生、日々更新。