ピクサー映画のオープニングに
電気スタンドが出てくるでしょ。

あれは昔、ピクサーの短編映画に登場した、
まるで子犬のように動き回る電気スタンド。

そんな電気スタンド型のロボット(？)を
本当に作ってしまった奴等がいる。

まったく、よく動く。
しかも、その動きは、
まるっきり、あの電気スタンドのように
…生きてるみたい。

スタンドの電球の部分には
カメラが仕込まれていて、
その「目」が人の顔を認識して追うらしい。

だから、人が顔を手で覆ったりすると
迷う、そして探す。

それを見てハタと思ったんだ。

ピタリと正確な動きを繰り返し行うことができる、
いわゆる産業用ロボットは…
ロボットと言われているわりには、
あんまり生きてる感じはしないのに、
この顔認識、電気スタンドが、
何故、生きてるように見えるのか…。

そうだ、迷うからなんだ、とね。

迷い、そして探す
…それが、
不確実で愛おしい生き物らしさじゃない?!

だから…人生、日々更新。